赤土峠


佐川町と越知町とのほぼ町境。
現在は直下を赤土トンネルで抜けている。

越知町中心街を抜けると、やがて右手に入る道が見える。これが赤土峠へつながる道。
 未舗装の少し荒れた道になるので焦るかもしれないが、問題なく走れる。

 やがて三叉路に達し、そこに「脱藩志士集合の地」の日が建っている。

 説明文には

 元治元年(1864年)8月14日、死を賭した血盟の佐川勤王五士が脱藩のため集合した場所である。
 昭和14年(1939年)この地に記念碑が建てられ、題字「脱藩志士集合之地」は、元、佐川領主13代男爵深尾隆太郎の筆である。
題字の上に
  真心のあかつち坂にまちあはせ
    いきてかへらぬ誓なしてき
の青山、田中光顕伯の詠吟は、志士の心中をあますことなく伝えている。

とある。

 この道は、建設省の整備する「四国のみち」の1ルートとなっている。



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